出発前

進級を迎えた大学2年の春休み、3年になると看護の実習ばかりで「これから先はもう旅行する時間などない」と思い、この春休みを利用して三週間という短い期間ですが、アメリカへ留学することを決めました。実は私は去年(2005年3月)にもアメリカへ短期留学をした経験を持っています。そのときは大手旅行会社のプログラムに参加しました。予算の都合で語学学校へ通うことは叶わず、ステイ先のファミリーに講師を頼む形式で語学力向上を目標に行ったのですが、事前に説明もなかったというのにそこにはすでに日本人女性がいるというハプニングがありました。結論から言うと、彼女に様々な場所に連れて行ってもらったり、一緒に買い物に精を出したりと、楽しかったですし、ステイ先のファミリーも優しく丁寧に接してくれるなど良かったのですが、当初の目的に沿っているとは言えません。

さて、上述した通り、私は現在看護師を目指している学生です。そのことをキャンバスゲート社に伝えると「語学学校だけでなく、アメリカの病院に行ってみてはどうか。」と言ってくれました。初めはそんなことが可能なのかとびっくりしました。というのも、私が通っている大学付属の病院は縦社会の世界、規律は厳しく、とてもじゃないですが一般の、しかも海外から来た学生が病院を見学できるなんてことは出来ないように思えるからです。どんどん提示してくれるプログラムにわくわくしたことを今でもはっきり覚えています。私が選んだプログラムは二週間の語学学校と一週間の研修(その週の都合の良い日に病院見学するということ)でした。その上、ホームステイ先は病院で勤務している女性のところに決定したのです。


空港でのハプニング

さて、日本を発つ日が来て、意気揚々と空港に着いた私を待ち受けていたのは、機材が届いていない為に翌日に離陸延期のお知らせでした。初めは我が目を疑いました。到着予定日の翌日から学校へ通うと言うのに、このままだと学校初日に着くことになってしまうということで私は焦りました。慌ててキャンバスゲートにその旨を連絡したところ(携帯メールで)、すぐに学校への連絡や迎えの変更等の対処をして下さりました。その日の朝から家を出て空港に着くまでの間、ずっと携帯のメールのやり取りをしてくれていたからすぐに連絡をつけることが出来たのでした。本当にあの時の迅速な対応に感謝しております。


二週間の語学学校

初っ端にハプニングもありましたが、無事アメリカに到着し、その日から二週間、語学学校に通いました。残念ながら私が行った時期は日本人が大半を占めていましたが、同じ日本人でも目的や価値観、年齢層が異なっていたため、得たものはとても大きかったです。それに共通の目標に英語を話せるようになる、というのがあったので、出来る限り日本語は使わないようにしようというルールもありました。アメリカでの生活が長い人もおり、アメリカ式の動作や振る舞いなども教わりました。先生も個性的で愉快な人ばかりで、授業中が笑いを禁じえませんでした。授業だけでなく、学校を出て行うアクティビティーも英語力向上の大きな力となりました。共通の目標がある仲間だけに、皆でわいわい騒ぎながらの活動で、とても面白かったです。二週間というあっという間の学校でしたが、得たものはたくさんありました。



病院見学

今回の旅行の目的は語学力向上ともう一つ、アメリカの病院見学です。アメリカで看護師として働くことを目指している私にはこれは今後に大きな影響を持つことになると思っていました。ホームステイ先の女性に連れられて、私はある病院(サンフランシスコ市内)を訪れました。言葉にならないくらい、ドキドキしました。住宅地にあるというのにそれは大きく、綺麗に整備された外観、置いてあるオブジェはここが病院とは感じられないくらいでした。自然に高揚していく気分を抑えきれず、あちこち自由に歩き回りました。残念ながらホームステイ先の女性は看護師ではなく、事務員でしたので、彼女の事務所に共に入り仕事を見学させてもらいました。以前日本で病棟実習をした私には信じられなかったのですが、仕事時間にも関わらず私が出す質問に丁寧に答えてくれたり、携帯で通話したり、自由に仕事が出来る環境がそこにはありました。仕事をないがしろにするというのではなく、する時はする、しない時はしないというメリハリが出来ているのです。また、そこには彼女のような事務局員だけでなく、医師や看護師、警備員など様々な職業の人が入り乱れていたのですが、誰もが平等に接していることに驚きました。気軽に挨拶をする、仕事のやりとりをする、何より看護師と医師が同じ服装なのには衝撃を受けました。日本だとどうしても病院においては医師が絶対的になっていますから。勿論日本のほうが優れていると思う面も発見しました。それは保険です。日本は皆保険なのですが、アメリカは未加入の人もいたり、保険の種類も様々ということで、事務の方たちを見ていると大変そうでした。シビアな対応には戸惑いました。


最後に

三週間はあまりにあっという間で、けれどとても充実した日々になりました。定期的にキャンバスゲート社スタッフが連絡をくれるので、不安や心配はなく、また厳選されたホームステイなので、生活面も体調崩すことなくマイペースに過ごせることが出来ました。青木さんを筆頭に、キャンバスゲートの皆さんには本当に感謝しております。今回の留学で得たものは私の将来に大きく影響することを確信しております。たとえ期間は短くなっても、時間が許す限りまた参加したいと思っておりますので、今後もよろしくお願いします。私のように目標を持っている多くの人が、キャンバスゲートのプログラムを通して、各々の目標を実現することを願っています。



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